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先日、ご機嫌ななめの年少組のお友だちと、事務所で過ごす機会がありました。しばらく事情を聞いて本人の葛藤も受け止め、落ち着きはしたのですが、まだお部屋には戻りたくないとのこと。
気持ちの切り替えがてら、しばらく一緒にドミノで遊ぶことにしました。園には、色付きのドミノと無塗装の木製のドミノがあります。一緒にいた他の先生が、その子に積み木の色を聞いていきました。もちろん、「黄色、青、赤」とすらすらと答えていきます。
しかし、無塗装のドミノの色を聞いた途端、まるで質問が聞こえていないかのように話題を切り替えようとします。再び色付きのほうを聞くと、再度すらすらと答えます。しかし、木製のドミノについて聞くと、また話題を切り替えようとします。そこで、「何色に似てると思う?」と質問を変えてみましたが、結果は同じです。何が起きているのでしょうか?このあたりに関連する教育論は、また月末に語りたいと思います(^^)/
みなさんは、無塗装の積み木って何色だと思いますか?木の色?でも木の色って全部同じですか?あれ、テーブルも木の色?大人でも回答に迷いますね~。
先週は久しぶりに空手の写真を撮りました。空手が始まって約半年。だんだんと突きが鋭くなり、迫力が出てきました。やや負荷の高いメニューもありますが、楽しんで取り組んでいるのがすごいです!「手押し車したーい!」なんて、パワフルすぎますね。笑
今週末はいよいよ運動会です。
子どもたちが楽しく運動する姿を見て、
子どもたちにも、大人が楽しそうに、一生懸命に運動する姿を見せましょう(^^♪
今週もよろしくお願いいたします!
園長
まだまだ、日中子どもたちとお外にいると真っ黒に日焼けします。今年の暑さは手ごわいですね…。今回はまた、前半で保育に関するお話、後半で芋ほり体験のお話をします。
さて、私は先生方に、「のびのびとした保育をしてくださいね」と声をかけます。
のびのびとした保育とは、「子どもが大人の管理から一歩外れ、主体的かつ自由に、興味関心を持って遊びや生活に取り組むこと」だと思っています。つまり、「子どもが、子どもたちの世界で生きる保育」という事です。
子どもが子どもたちの世界で生きるとき、子どもは自分たちで考えます。
一方で、大人が決めたルールや法則、大人が決めた計画・活動、大人が決める評価の中で子どもが生きる場合、子どもたちが自由に考えられる余地はほとんどありません。「大人に褒められるには?」、「大人に怒られないようにするには?」なんてことばかり考えているかもしれません。
こういった子たちは、大人に正解を刷り込まれて、大人の尺度に照らして判断しているだけです。私たちは、大人のいう事を聞く”おりこうさん”を育てたいわけではありません。自分で考え、判断し、適切な行動が出来る子どもに”自分たちの力で”育ってほしいのです。
自分たちの力でとは言いましたが、もちろん保育者はただの傍観者ではなく、意図やねらいを持っています。そのため、保育者は遊びや生活の場面で必要最低限の誘導や調整などの支援を行います。
このとき、保育者は「正解を知っている大人の立場」からではなく、「最適解をともに追い求める仲間の視点」から働きかける必要があります。必要最低限の疑問を投げかけたり、思考の種を蒔いたりすることで、子どもの思考力や探求心が育っていくのです。
ついつい、親切心で先回りして正解を教えちゃったり、困らないように手をまわしちゃったりしてしまいますが、「今は育つとき・・・!」と、ぐっとこらえられるようになりたいですね。
今日は芋ほり体験でした!
以上児さんは歩いて10分程度の畑へ。芋畑について子どもが一言「芋どこ?」。確かに、眼前に広がるのはただの畑です。土の中に眠っていると知り、早速元気いっぱいにほり始める子どもたち。
始めはスコップでガシガシ掘り進めて、芋を傷つけて落ち込んでいましたが、だんだんと上手になり、最後はきれいな形のお芋がいくつも採れていました!
虫取りやトカゲ取りに夢中な子もいて、芋ほり体験とは…?な状態も一時ありましたが、いつもと違う場所に行き、保育園にはいない「虫の幼虫」や、「トカゲ」などの生き物に触れ合うことも貴重な体験だなと思い、一粒で二度美味しい芋ほり体験でした。
少し腐ってしまっている芋もありましたが、みんなたくさんのお芋を持って帰ることができ、満足そうでした!行事の日程が前倒しとなり、保護者の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、ご協力ありがとうございました!
↑帰り道はみんなヘトヘトでした。笑
いよいよ、運動会が近づいてきています。
今週は運動会リハーサルもあります。行事に向けて、子どもたちのワクワクと楽しみな気持ちを高めていきたいと思います!
今週もよろしくお願いいたします!
園長
いつのまにやらプールも終わり、秋が近づいてくるかと思いきや、まだまだ照り付けるような暑さが続いています。
先日の十五夜祭りは、たくさんの保護者の皆様にご参加いただき、大変盛り上がりを見せました。子どもたちもお祭りムード全開で、いつもより気合の入っている様子でした。相撲で負けて悔し涙を流す子もいましたが、「頑張ったね」、「かっこよかったよ」と声をかけてくださる方も多く、子どもにとって自信になる体験だったのではないかと思います。
ひなぎく保育園に関わる大人みんなで、園にかかわる子どもたちを育てていく・支えていくという雰囲気が感じられ、とてもうれしく感じました。
今週は、9月生まれのお友だちのお誕生日会がありました!今月の活動は、お店屋さんごっこ。ゲーム屋さんや、からあげ屋さん、ポテト屋さんや魚釣り屋さんなど…保育室がいろいろなお店屋さんであふれ、「いらっしゃいませ~」とにぎやかな声が響き渡っていました。店員さん役は、お金を受け取って「はい、どうぞ~」と商品を渡す流れが板についていました。中には「一個でいいの?」と追加販売をかけている店員さんもいて、なかなかやるな・・・!と感じました。笑
商品を受け取ったお友だちは自然と「ありがとう」の言葉が出ることも多く、すてきなやりとりだな~と、感じました。日頃から、人に感謝の気持ちを持って接したいですね。
運動会まで、残り1か月を切りました。まだ十五夜の余韻を引きずっていて綱引きブーム真っ最中のようですが、リレーやかけっこを楽しむ様子もちらほら見かけます。子どもたちの興味関心を出発点とし、体を動かすことの楽しさを最大限味わえるような運動会にしていきたいと思っています。
保護者の皆様が参加する競技もありますので、残り1ヶ月間、大人も体力づくりを頑張っていきましょう!来週もよろしくお願いします!
今週は、台風10号の接近による2日半にわたる閉所にご協力いただき、ありがとうございました。台風の力はすさまじく、被害確認に来ると園庭にある園舎増改築記念樹がぽっきりと折れてしまっていました。
子どもたちは保育園にくるなり、「なんで木がたおれてんのー!」「桜の木がおれてるー!!」と自然の脅威に衝撃を受けた様子でしたが、「きっと虫がいっぱい来てるー!」「つかまえようー!」とすぐに超プラス思考に切り替え、虫取り大好きの子ども達でした。笑
何とか木は起こしていただきましたが、根を張ってくれるかどうか。子ども達にとっても園にとっても大事な木なので、なんとか生き返ってほしいところです。
さて、本日でプール納めとなりました。この2ヶ月間のプールや水を使った「遊び」を通して、子ども達は様々な学びを得てきました。月末なので、ちょっと教育的な話もしてみようと思います。
『子どもは、一生懸命遊びます。』
大人は、「一生懸命」という言葉と「遊ぶ」という言葉が結び付くことに、違和感を抱くかもしれません。大人の世界では、遊んでいるという状態と、一生懸命やっているという状態が対の存在として捉えられることが多いからです。しかし、子どもは遊びだからといって手を抜きません。「まあこのへんでいいや」みたいなものは全くありません。大学院まで出た私から見ても、素晴らしい探求心、追求心です。だからこそ「一生懸命遊ぶ」という一見不思議な言葉が通用するのです。
幼児教育の根本にある考え方として、子どもにとって「遊びは学びそのもの」であり、学びは遊びでなければならないというものがあります。そのため、子どもは遊んでいるとき、同時に学んでいるわけですが、「学んでいる」という意識はありません。子どもは、ただその行為をすることが目的そのものであって、その行為自体を楽しんでいるからです。遊びを楽しむ中で、無意識に、その遊びに関わるあらゆるものを、ひとまとまりの全体として、自分の心と体に引き受けていきます。これが、幼児期における学びです。
そのため保育士は、「こういう環境をつくれば、子ども達はこうやって遊ぶんじゃないか?」と子どもの姿を想像し、環境構成を行うことによって遊び(=学び)を促します。うまく行かないときは環境の調整を行い、「遊びたくなる」ようにしていきます。
やりなさいと指示されて強制的に「やらされる」のは、幼児教育ではありえません。
体育の分野で有名な話があります。
昔、逆上がりが出来なかった子に、毎日一生懸命に指導をした教師がいました。子どもは先生のサポートを受けて毎日一生懸命に練習をして、やっと逆上がりができるようになりました。その時、子どもはうれしそうな顔をして「これでもう逆上がりしなくていいんだね」と言ったというエピソードがあります。教師はよかれと思ってやっていたことが子どもを苦しめていたことに気づき、大変ショックを受けたようです。
大人は「できるようになったらうれしいだろう」とか、「逆上がりができるようになって自信がつくだろう」とか、「努力して達成することの大切さを学べるだろう」とか色々と勝手に美化しますが、子どもにとってその過程は苦痛でしかありません。成長の実感や達成感どころか「やっと解放された」「やっと終わった」という感覚です。また、完成形を大人が大人の都合で勝手に設定して、何度も”失敗させられる”中で、その子の中での自己評価は確実に傷ついていきます。
「こういう力を身につけてほしい」という願いや、「自信をもってほしい」、「努力して達成する喜びを味わってほしい」などの大人側からの思いがあること自体は素晴らしいことですし、間違いではありません。しかし、それは「やりたくないことを強制されることによって”しか”身につけられないものなのか」子どもと関わる大人はよ~く考える必要があります。
子どものうちは、大人が活動を指示してあーだこーだ指導する必要はありません。子どもが楽しい!と思っていろんな遊びに興味・関心を持って自分から取り組んでくれる状態を善しとし、「その遊びが深まるように支援する」という役割に徹したほうが、最終的には子どもは豊かに育ちます。子どもには、子どもの世界で、のびのびと自由に遊ばせてあげてください。
今週もありがとうございました!来週もよろしくお願いいたします!
園長 松下烈
メールにて配信したものと同じ内容です。
ひなぎく保育園保護者の皆様
ラビット館保護者の皆様
台風10号の接近に伴う2日半の閉所にご協力いただき、ありがとうございました。台風についてはピークを過ぎ、少しずつ落ち着きを見せています。各ご家庭において、大きな被害はありませんでしたでしょうか。現在、被害にあわれている方については、一刻も早い復旧を願っております。
明日以降の開所についてお知らせします。
明日は午前7時45分より、園児及び学童を受け入れます。
ひなぎく保育園、ラビット館の双方に、軽微な被害が出ておりますので、開所前に復旧作業及び安全点検の時間を頂きたく存じ上げます。
いつもより受け入れ開始時刻が遅くなり、大変ご迷惑をおかけします。安全な保育・支援の提供のため、ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
保育園の給食につきましては、通常通り実施します。
倒木等により通行不可となっている道も見られますので、明日登園される方につきましては、くれぐれもお気をつけてお越しください。
※今後、「再度暴風域に入る」、「線状降水帯の被害が発生する」、「大規模な停電が発生する」などの事態が生じた場合、開所時間を変更する可能性があります。登園前に、変更のメールが来ていないかご確認いただくよう、お願い申し上げます。
このメールは配信専用です。ご質問のある方は、園ホームページより公式LINEに飛んでいただきお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。
ひなぎく保育園
園長 松下 烈
今週は英語保育、身体測定、お誕生日会、流しそうめんにLet`s体操、硬筆と、イベントが盛りだくさんでした!
今週は、英語保育と流しそうめんをピックアップして紹介します。
英語保育は、英語の「学習」ではありません。楽しく踊り、歌い、ゲームに参加する中で、英語表現(語彙や音)や異文化に対して親しみを持ちます。笑顔で「Let me try!」と手を挙げゲームに参加する様子は、いかに英語保育が子ども達にとって魅力的であるかを物語っています。写真は今週の未満児さんの様子です。いずれ以上児さんの様子もご紹介します!
今年度は天気や台風、感染症の影響を受けず、無事に流しそうめんを実施できました!(数年ぶりの開催だったようです。)以上児さんたちは前日や当日の朝、しっかりと天気予報をチェックしてきたようで、22日の天気の話で持ち切りでした。みんなと~っても真剣な顔でそうめん流しに取り組んでいました!
ひまわり組さんは、お箸で挑戦したい!という思いがあったようで、はじめの数分間はお箸で挑戦しました!水流に乗って麺がするすると逃げていくのでかなり難しいですが、一生懸命に頑張っていました。ひなぎく保育園では、挑戦したい!やってみたい!という気持ちを尊重します。失敗したとしても”自分の意思で挑戦した”こと自体が称賛に値します。ご家庭でもほめてあげてください!
「自分の気持ちが受け入れられる」、「意見を聞いてもらえる」経験を積み重ねることによって、子ども達は自信や安心感を持っていきます。この自信や安心感があってこそ、さまざまな活動に主体的に取り組むための自己肯定感や自己有能感が培われていきます!
来週はいよいよプール納めです。子どもたちが大好きな水遊びや泥遊びは、とても貴重な体験・気づき・学びを提供してくれます!子ども達の笑顔のためにいつもお洗濯や準備にご協力いただき、ありがとうございます(^^♪
今週もありがとうございました!来週もよろしくお願いいたします!
お盆が明け、徐々に登園するお友達が増えてきました!
今週は登園するお友達が少なく、いつも以上にのびのびと過ごしてくれました。いつもは出てこないおもちゃで遊べたり、いつもは作れない大作を作ってみたり、少人数ならではの楽しみ方を見つけていました!
今年度からLet`s体操と空手が始まり、できることがどんどん増えてきている以上児さんたち。7月の初めは顔をつけられなかったプールも、今では「顔つけてブクブクできたよ!」、「目あけて泳げたよ!」とできるようになったアピールが止まりません。プールができるのもあと2週間。早寝早起きや手洗いうがいなどの体調管理を心がけ、最後まで楽しんでほしいものです。
来週は身体測定とお誕生日会があります。8月生まれのお友達は7人もおり、にぎやかになりそうです。天気が若干怪しいところですが、今年こそは流しそうめんができるといいな…と思っております!来週もよろしくお願いいたします。